この免許を取得すると、車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量2t以上4.5t未満。乗車定員10人以下の準中型自動車を運転できます。
準中型免許を所持していると、準中型車に加え、普通車、小型特殊車、原動機付自転車の運転ができます。
また、準中型自動車の免許が平成29年3月に新設されました。改正前の普通自動車免許と改正後の普通自動車免許(準中型5t限定免許)では運転できる車両の大きさが異なります。
平成29年3月以前に普通免許を取得された方は、準中型自動車5t限定の扱いとなります。
車両総重量5t以上、最大積載量3t以上の車の運転には限定解除審査を受ける必要があります。
近年、貨物輸送で使われることが多い最大積載量2t程度の貨物自動車が保冷設備等を付けるなどして車両総重量が5t以上になり、普通免許では運転できない――というケースが増えています。
道路交通法改正前(H29.3以前)はこうした車両を運転するには中型免許が必要ですが、中型免許の取得可能年齢は20歳以上で、高校新卒者などは20歳になるまで運転できないため、高校新卒者などの就職や運転手の確保はどに影響が出ていました。
これらの問題を解決するため、18歳以上で取得できる「準中型免許」が新設されました。
年齢 | 満18歳以上 満18歳の誕生日の一ヶ月前から教習可 |
視力 (眼鏡等での矯正含む) |
両眼0.8以上、片眼0.5以上 三桿法の奥行知覚検査器により3回検査した平均誤差が2cm以内 |
色彩識別 | 赤色・黄色・青色の識別ができる方 |
※身体に障害・病気等がある方、免許の取消し処分等を受けたことがある方は、必ずご相談ください。
※年齢は検定を受ける際の条件です。入所時は年齢条件に満たなくても構いません。
料金について
準中型車 | |||||||
所持免許 | 時限数 | 料金 | |||||
第一段階 | 第二段階 | 学科 | 合計 | 税抜 | 税込 | ||
無し・原付 | 18 | 23 | 27 | 68 | 337,273円 | 371,000円 | |
普通車MT | 4 | 9 | 1 | 14 | 129,819円 | 142,800円 | |
普通車AT | 8 | 9 | 1 | 18 | 152,000円 | 167,200円 | |
自動二輪 | 16 | 23 | 3 | 42 | 278,546円 | 306,400円 |
- ※上記教習料金以外に、仮免許申請手数料2,850円(非課税)が別途必要です。
- ※上記料金には規定時間の入所料、技能教習、学科教習、適性検査、応急救護、高速教習、修了・卒業検定の料金が含まれています。
- ※原付免許をお持ちでない方は、2時間の原付教習を受講することが出来ます(別途10,600円)。
キャンセル・時間変更の連絡日が当日の場合は、キャンセル料を申し受けます。
前営業日の17時まで | 前営業日の17時以降 | |
技能教習・技能検定キャンセル料 | 無料 | 2,000円 |
- ※理由を問わず(遅刻等)技能教習・技能検定が出来ない場合はキャンセル料の対象となります。
- ※キャンセル料は次回の教習までに現金でお支払ください。キャンセル料をお支払頂けない場合は次回の予約が取れません。
- ※雨天であっても原則として教習・検定を行いますので当日のキャンセル等は出来ません。
- ※1日に2時間以上の予約がある場合で、当日の無断キャンセルの場合はその日の全予約を取消すことがあります。
- ※応急救護は一回のキャンセルにあたり3,000円が発生します。
1時間当り教習料金(税込) | |
技能教習 | 6,100円 |
学科教習 | 2,000円 |
普通自動車で運転できる車両の上限 | |
車両総重量 |
3.5t以上7.5t未満 |
最大積載量 | 2t以上4.5t未満 |
乗車定員 | 10人以下 |
- ※実際に運転する車両の車検証をみて、運転できる車両の範囲かどうか確認を行ってください。
- ※車両総重量・最大積載量・乗車定員の条件の一つでも超えている場合には、上位免許が必要となります。
教習の流れ
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